仮想通貨あれこれ

暗号通貨(仮想通貨)のこといろいろかな

モバイルゲーム会社Limit Break、2億ドルを調達

モバイルゲーム会社Limit Breakは29日、2つのベンチャー資金調達ラウンドで2億ドルを調達したと明らかにしました。同社は、Web3の多人数参加型オンライン(MMO)ゲームを構築するということです。

資金調達ラウンドは、モバイルゲーム会社Mino Gamesの会長Josh Buckley氏と投資会社ParadigmとStandard Cryptoが主導、その他の参加者には、FTX、Coinbase、Positive Sumが含まれています。

Limit Breakは、Gabriel Leydon氏とHalbert Nakagawa氏によって設立されました。両氏はMachine Zoneを設立しており、アーノルド・シュワルツェネッガーマライア・キャリー、ケイト・アプトンなどの著名人を起用した派手な広告や、「ゲーム・オブ・ウォー」「モバイルストライク」「ファイナルファンタジーXV」などの人気タイトルを出したことでも知られています。

同社は「Free-to-Play」ゲーム・モデルにWeb3の要素を取り入れ、「Play-to-Earn」と「Free-to-Play」の両方に代わる「Free-to-Own」という新しいモデルを導入する予定としています。「Free-to-Play」のゲームでは、ユーザーは無料でプレイできるが開発者は広告やゲームの追加機能を販売することで収益を挙げます。一方「Free-to-Own」ではユーザーがNFTを無料で鋳造することを提案していますが、詳細は分かっていません。

Limit Breakの資金調達は、直近の弱い暗号資産市場の中で行われました。ブロックチェーンベースのモバイルゲームへの関心が高まっていて、今年資金調達を行ったモバイルゲーム会社には、MetaverseGoとN3TWORK Studios、InfiniGodsなどが暗号資産メディアThe Blockで報じられています。

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暗号資産交換所Zaif、「暗号資産FX」リリースを発表

暗号資産交換所Zaifは24日、「暗号資産FX」サービスをリリースしました。Zaifの暗号資産FXサービスで取引可能な暗号資産ペアは、BTC/JPY、ETH/JPYとなっています。

 Zaifの「暗号資産FX」は、暗号資産を対象とした差金決済取引で、最大2倍のレバレッジをかけて取引を行うことができ、少額の資金(証拠金)を原資として大きな金額の取引を行うことができます。また、売りからも相場にエントリーができるため、下落相場でも収益を狙う取引が可能なサービスとなっています。ただ、暗号資産相場は他の金融商品などに比べて高い変動率が特徴で、暗号資産FXは急激な価格変動により証拠金の額を超えてユーザーに損失が生じる可能性もあります。

今回、新サービスリリースにあたり「暗号資産FXリリース記念キャンペーン」を開催。Zaifデリバティブ口座開設、振替、取引で最大3,000円相当分のカイカコイン(CICC)をプレゼントされます。キャンペーン期間は8月24日から9月30日になっています。

具体的には、キャンペーン期間中にZaifデリバティブ口座開設を完了すると1,000円相当分のCICCがプレゼントされます。また、Zaifデリバティブ口座開設を行い、日本円で5万円以上をデリバティブ口座へ振替を行うと1,000円相当分のCICCがプレゼントされます。さらに、キャンペーン期間中累計取引高合計200万円以上の暗号資産FX取引を行うと、1,000円相当分のCICCがプレゼントされます。

Zaifは3月に国内で初となる暗号資産コスプレトークン(COT)の取扱いを開始、「Zaifコイン積立」のリニューアルリリースを実施しました。また、6月には暗号資産取引を自動で行ってくれるサービス「自動売買おてがるトレード」をリリース。さらに、8月にはポルカドット(DOT)の取り扱いを開始しています。新サービスリリースや新規通貨上場など、投資家向けにサービスを充実させている同取引所の今後の動向にさらなる注目が集まるこが予想されます。

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bitFlyer、「Yay!」運営のナナメウエとIEO実施に向けた契約締結

暗号資産交換所bitFlyerを運営する株式会社 bitFlyerは23日、web3 時代のバーチャルワールド「Yay!」を運営する株式会社ナナメウエとIEO実施に向けた契約を締結しました。

今回の契約締結により、ナナメウエは「Yay!」内で利用可能なトークン「YAY」の発行を行い、bitFlyer は「YAY」の受託販売を目指します。bitFlyerとして第一弾のIEOサービスの実施です。ただ、bitFlyer が「YAY」の受託販売を行うにあたって、今後の bitFlyerによる販売の可否の審査を経て、日本暗号資産取引業協会から販売について承認を得る必要があります。現時点で販売の可否及び取引開始時期について確約されたものではないとしました。

「Yay!」は2020 年 1 月のリリース以来、550万人以上が利用しています。「Yay!」では、「すべての人に居場所を」をコンセプトに、趣味趣向が合う人とつながり、様々なコミュニティ運営やグループ通話をしながらの雑談やゲームを楽しむことができます。今後は、コミュニティ上にトークンエコノミーを形成し、ユーザーが毎日楽しく「好きなことで、生きていく」真のサステナブルなバーチャルワールドを実現していきます。

国内においてIEOの実施検討を行う企業が増加しています。ブロックチェーンを活用した新世代のクラウドファンディング事業を営む「FiNANCiE」が2022年夏にコインチェックを通じてIEOを計画。また、暗号資産交換所Zaif もSkeb Coin(スケブコイン)のIEO実施を検討しています。そのほか、株式会社オーバースがDMM Bitcoin及びcoinbookの3社で2023年初におけるIEO及び暗号資産交換所における取引開始を目指し、「ルーラコイン」を展開するルーラがBitgateとIEO実現に向けたプロジェクトを開始しています。

海外大手取引所FTXもCRIPCO(IP3)のIEOを7月8日に実施しました。暗号資産価格は大きく下落した後大きな動きは見せていない。ただ、イーサリアムでは大型アップデート「The Marge」が控えており、国内でもIEOなどのイベントが盛り上がりをみせると、再び暗号資産市場に注目が集まる可能性があります。

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NFT共同所有プラットフォームFractional、リブランドして2,000万ドルを調達

NFT(非代替性トークン)の共同所有プラットフォーム「Fractional」は17日、「Tessera」にリブランドしてシリーズAラウンドで2,000万ドルを調達したと発表しました。

同ラウンドは、Paradigmが主導し、Uniswap Labs、E Girl Capital、Focus Labsのほか、DC InvestorやKeyboard Monkeyなど50以上のエンジェル投資家が含まれています。TesseraのシリーズAは、Paradigmが主導して総額790万ドルのシード資金を調達してからほぼ1年後に行われました。

Tessera にリブランドする「Fractional」は、2021年にAndy Chorlianが共同設立し、世界中の個人が集まって、最も人気のあるNFT(非代替性トークン)やプロジェクトをまとめて所有できるプラットフォームです。高額な1つのNFTを分割して共同保有にすることで、NFTへの参入コストを削減し、様々な人のアクセスを向上させました。また、分割されたトークンはDeFi(分散型金融)での取引などで利用できます。

Fractional上のNFTコレクションには、CryptoPunksやBored Ape Yacht Club(BAYC)、Pudgy Penguins、Cool Catsなどがあります。Doge NFTやFree Ross DAOなどの分散型自律組織(DAO)もこのプラットフォーム上に出現していることも明らかにしています。

Tesseraはプレスリリースで「今後も、世界中の全ての人が自分の価値あるものを集団で所有し管理する機会を持てるような世界を構築する手助けをしたい」と述べています。

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Dragonfly Capital、暗号資産ヘッジファンドMetaStable Capitalを買収

暗号資産投資企業Dragonfly Capitalは15日、2014年に設立された米サンフランシスコ発の暗号資産ヘッジファンドMetaStable Capitalを買収したと発表しました。

DragonflyはMediumの投稿で、リブランドとともにこの動きを発表。同社はNear Foundation、MakerDAO、暗号資産取引所ByBitなどの暗号資産企業を支援してきました。一方で、MetastableはNaval Ravikantが共同設立した暗号資産史上最も長い歴史を持つクリプトファンドの一つで、Ethereum、Avalanche、Cosmos、Starkware、NEAR、Zcash、Filecoin、Dfinity、Algorandへの初期投資家でした。取引の条件は、Mediumの投稿では明らかにされていません。

Dragonfly は5月、新規ファンド「Dragonfly Ventures III」で6.5億ドルの調達に成功しまし。Tiger Global、KKR、Sequoia China、Invescoなどの限定パートナーが参加したようです。同ファンドは、Web3.0プロジェクトを開発する起業家らを支援するもので、出資だけでなく、プロトコル開発やガバナンスにも関わっていくといいます。これまでDragonflyは、2018年と2021年にそれぞれ1億ドルと2億2500万ドルで立ち上げた過去のファンドを通じて、約60社に投資してきました。ブロックチェーンと暗号資産の企業、プロトコルトークンのすべてに焦点を当ててきています。

同日、投資会社Galaxy Digitalは暗号資産カストディアンBitGoの買収から撤退したと発表。それでも、暗号資産メディアThe Blockの調査レポートによると、暗号資産関連のM&A取引は記録的なペースで推移しています。

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暗号資産のイベントスケジュール:8月12日更新

8月14日-8月15日:World Blockchain Summit(シンガポール

8月19日-8月21日:ETH Mexico(メキシコ)

8月23日:Bakktのビットコイン・オプションSQ(日本時間8月24日)

8月25日:Bakktのビットコイン先物SQ(日本時間8月26日)

8月25日-8月26日:Coinfest Asia 2022(インドネシア

8月26日:CMEのビットコイン・オプション、ビットコイン先物SQ(日本時間8月27日午前1時)

8月26日-8月27日:Hacksummit SF(サンフランシスコ)

8月29日-8月31日:The Science of Blockchain Conference 2022(スタンフォード

9月1日-9月2日:BlackSeaChain 2022(ブルガリア

9月6日-9月7日:Finnovex Middle East(ドバイ)

9月13日:Digital Asset Summit 2022(ニューヨーク)

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Fair.xyz、OpenSea などの支援により450万ドル調達

NFTミンティングプラットフォーム(ローンチされたデジタルアイテムを最初にNFT化して所有すること) サービスを手掛けるFair.xyzが OpenSea などの支援によりシードラウンドで450万ドル調達したことが明らかになりました。

今回、ベンチャーキャピタルのEden Blockが同ラウンドをリードし、OpenSea、NFX、First Minute Capitalなども参加。また、エンジェル投資家には、Youtubeやメタ、TikTokも含まれており、ラウンド終了後の評価価値は3300万ドルになったということです。

Fair.xyzは、Meta、InstagramGoldman Sachs出身のエンジニアによって設立された会社です。同社はクリエイターが独自のNFTをコレクターに向けて発行し販売するプラットフォームサービスを提供します。同プラットフォームはまだ正式にはローンチしていませんが、15,000人以上が早期アクセスにサインアップしたとツイート。また、同社はウクライナ政府と提携し、資金調達のためにNFTを立ち上げたこともあります。

設立者の一人であるBentata Chocron氏は暗号資産メディアThe Blockのインタビューで、「コーディングが不要のソリューションはたくさんありますが、1つまたは2つのコレクションを作成するのに役立つだけです。例えば10,000個といったNFTを作成する規模になると、独自のスマートコントラクトを導入し、ウェブサイトを構築するなど非常に手の込んだプロセスが必要で、経験豊富なチームでも数週間かかることがあります」と述べています。

このような現状を受け、手数料の低く利用しやすいプラットフォームを提供、作成されたNFTの一次販売から6%の手数料を取ることで収益化する計画だといいます。FairでNFTを作成したい人は、アートと暗号資産ウォレットを用意するだけで、プラットフォームが必要なインフラを提供してくれます。

最近のNFT市場は取引量が一時期より大きく低迷していますが、同分野への新しいプラットフォームが今も開発されています。5月には、NiftablesがオールインワンのNFTプラットフォームを発表し、ブランドやクリエイターがコーディングの専門知識に関係なくNFTプロジェクトを立ち上げることができるようになりました。6月には、MoonPayがクリエイターが一度に最大1億NFTを鋳造できるツール「Hypermint」を発表、直近ではTiffanyが250個のNFTコレクションを20分で売り切りました。今後もNFTを巡る動向には注視しておきたいところです。

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