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GUCCI、「SuperRare」との提携を通してDAOに参加

高級ファッションブランド「GUCCI」は23日、NFTマーケットプレイス「SuperRare」との提携を通して初めて自律分散型組織(DAO)に参加すると発表した。NFT.NYCで、SuperRareのビジネス開発担当SVP Zack Yanger氏とGucci VaultのCEO Nicolas Oudinot氏の対談の中で明らかになりました。

Gucciは、DAOに参加し、SuperRareコミュニティ内のガバナンス権を得るために、2万5000ドル相当の暗号資産RAREを取得したといいます。今後、29人のアーティストによるNFT(非代替性トークン)のアート作品を集めた展示会「Vault Art Space」を開始します。

Nicolas Oudinot氏は仮想通貨メディアCoinDeskに、「私たちは、革新的な方法で作品を展示するプラットフォームをアーティストに提供するSuperRareの能力に魅了された。コミュニティの感覚に基づき、アーティストとコレクターの両方をサポートする重要なツールとして相互作用と分散化を強化する」と述べています。

Gucciは今年からWeb3の関連事業を強化し始め、2月に米アート・トイメイカーの「Superplastic」と提携し「SUPERGUCCI」という初のNFTコレクションをリリースしました。また、メタバースゲーム「The Sandbox」で仮想空間上の土地を購入し、独自のメタバースを構築しています。

同社は、Web3以外にも2022年5月末頃から米国の一部店舗で暗号資産決済を受け入れています。暗号資産決済を利用できる店舗は、ニューヨーク、ロサンゼルス、アトランタ、ラスベガスなどの地域ですが、今夏には北米の全直営店に試験的に拡大する計画も示しています。ビットコインビットコインキャッシュイーサリアムライトコインのほか、米ドルにペッグされたステーブルコインを含む10以上の暗号資産での支払いを受け入れます。今後は、DogecoinやShiba Inuも受け入れる予定だということです。

Gucciは、暗号資産関連やNFT、Web3、メタバースへの取り組みを強化しています。今後も、同社の暗号資産関連の動向には注目が集まることが予想されます。

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