仮想通貨あれこれ

暗号通貨(仮想通貨)のこといろいろかな

暗号資産(仮想通貨)のイベントスケジュール:8月19日更新

8月19日:Bakktのビットコイン先物SQ(日本時間8月20日

8月27日:CMEのビットコイン・オプション、ビットコイン先物SQ(日本時間8月28日午前1時)

9月1日-9月5日:Crypto Mastery Summit(オンライン)

9月6日:Blockchain Expo Global(開催地:ロンドン)

9月6日:Finnovex Middle East | Hybrid(開催地:ドバイ)

9月9日:Blockchain in Real Estate(オンライン)

9月9日-9月11日:Chain Plus: Asia NFT & DeFi Conference and Investment Roadshow(オンライン)

9月11日-9月12日:Blockchain, Crypto_Arts & Future of Money Conference 2021(開催地:ラゴス

9月12日-9月16日:London Digital Assets Week(開催地:ロンドン)

9月14日:Bakktのビットコイン・オプションSQ(日本時間9月15日)

9月16日:Bakktのビットコイン先物SQ(日本時間9月17日)

9月20日-9月22日:Mainnet 2021(開催地:ニューヨーク)

9月22日:Cryptocurrency, Blockchain and Bitcoin Conference(開催地:ハリスバーグ

9月22日-9月23日:Blockchain Expo North America 2021(開催地:サンタクララ

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ハッシュレート分析によるビットコイン妥当価格は22,660ドル

ビットコイン(BTC)の価格予想を行う上で重要な要素のひとつにハッシュレートがあります。ハッシュレートは、ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)をマイニング(仮想通貨の新規発行や取引承認に必要となる計算作業)する際の速度を表すものです。具体的には、1秒間に何回計算が行われているかを示していて、ハッシュレートが高いということはマイニングを行う処理速度、つまり処理能力が高いということになります。ハッシュレートが高くなる要因にはマイニング参加者の増加が挙げられます。マイニングに参加、投資する参加者の増加率を確認できるという意味合いで、ハッシュレートは重要度の高いデータのひとつといえます。

ハッシュレートは、長期的には継続して右肩上がりに推移しています。2019年1月11日時点の41,336,683 TH/Sから2021年8月17日時点では119,126,462TH/Sと、約2.9倍に増加しています(Blockchain.comより)。

ハッシュレートとビットコイン価格の相関係数を見たところ2017年、2018年、2019年と年によってバラつきがあるためあまり参考にはなりません。しかしその一方で、暗号資産業界の関係者の中には「ハッシュレートがビットコインの下値サポートラインに関係する」と見る向きもあります。足元のハッシュレート水準から分析すると、ビットコインの妥当価格は22,660ドルとなり、現在45,000ドル付近で推移するビットコインは割高と考えることもできます。

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ビットコイン、海外の売りポジションは減少

足元のビットコイン(BTC)は510万円台で取引されています。最も取引量の多い米ドル建てでは47,400ドル近辺で推移しています(コインマーケットキャップより)。

一部国内の暗号資産(仮想通貨)取引所が出している投資家の未決済建て玉情報(8月16日時点)では、前週比で520万円台の売りが増加しました。一方、海外の大手取引所ビットフィネックスでは、8月9日のショートポジションは前週と比較して減少して、1,653枚となっています。ロング・ショート比率は昨年以降継続してロングポジションの方が大きく、足元では96.4%となっています。

2020年3月には、ビットフィネックスにおいてショートポジションが18,000枚台まで積みあがった直後に買い戻しのような動きが建て玉と価格で観測されました。短期的な値動きを追うには、引き続き、国内外の取引所における売りポジションの動向に注目したいところです。

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「メトカーフの法則」ビットコイン価格は割高の可能性も

暗号資産(仮想通貨)の価値を探る方法として、「メトカーフの法則」とよばれる計算方法があります。メトカーフの法則は、「ネットワーク通信の価値は、接続されているシステムのユーザー数の二乗(n2)に比例する」というものです。電話やインターネットなどネットワークの価値は繋がるモノが多ければ多いほど価値が向上するという意味合いで、電話を例に挙げると、世界で2人しか使用していなければ、「1対1」の繋がりしかなくネットワーク価値は限定されます。一方、世界中で電話を使用する人が多い状況となれば、「ユーザー数×ユーザー数」という計算式でネットワーク価値は膨れ上がります。

この法則にビットコイン(BTC)のユニークアドレス(取引活動があるアドレス)の数を用いてフェアバリューを計算した結果、8月12日時点のビットコインのフェアバリューは12,875ドルとなりました。足元のビットコインは45,200ドル近辺で推移していますが、ユニークアドレス数の推移を参考に算出されたフェアバリューから比較すると市場価格は割高と見ることもできます。また、今後のシナリオも下記の通り計算している。(ユニークアドレスはBlockchain.com、ビットコイン価格はCoinMarketcapより)

〇2020年12月31日時点の90日平均ユニークアドレス数をベースに、3つのシナリオで計算「Neutralシナリオ(年率10%増加)」「Upperシナリオ(年率30%増加)」「Underシナリオ(年率10%減少)」

「Neutralシナリオ(年率10%増加)」
・2021年末予想・・・21,964ドル
・2022年末予想・・・26,576ドル
・2023年末予想・・・32,158ドル

「Upperシナリオ(年率30%増加)」
・2021年末予想・・・30,677ドル
・2022年末予想・・・51,844ドル
・2023年末予想・・・87,617ドル

「Underシナリオ(年率10%減少)」
・2021年末予想・・・14,703ドル
・2022年末予想・・・11,910ドル
・2023年末予想・・・9,647ドル

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米Titan、史上初の仮想通貨のアクティブ運用ポートフォリオを発表

米投資会社Titanは11日、「Titan Crypto」を正式にローンチしたことを発表しました。

Titan Cryptoは、米国の投資家が利用できる、史上初の仮想通貨のアクティブ運用ポートフォリオです。長期的な時間軸で利益を獲得するために、5から10種類の仮想通貨をバスケット型で運用する仕組みとのことです。アナリストのGritt Trakulhoon氏が率いる仮想通貨の専門的な知識や経験を持ったTitan Cryptoの投資チームが、パフォーマンスに基づいて、ポートフォリオに含まれる仮想通貨を毎月調整します。戦略的な投資と管理を徹底し、顧客に多大な価値と大きなリターンをもたらすことを計画しているようです。

Titanの顧客は、暗号通貨に関する知識や理解がなくても、同社のアプリから仮想通貨投資にアクセスすることができます。同社の共同創設者Clay Gardner氏は、「仮想通貨とブロックチェーンプロトコルの導入は急速に進んでおり、このトレンドは構造的かつ長期的なものであると予想している。仮想通貨をポートフォリオに入れるべきかどうかの問題ではなく、どのような割合で入るべきかの問題だ。」と述べています。

Gardner氏はCoinDeskに対し、同社は時間をかけて、分散型金融(DeFiトークンを取り扱い、ステーキングやレンディングなどのユーザー向けの機能を追加していきたいとも述べたようです。

Titanは、大手のFidelityやBlackRockに対抗すべく、スマートフォンなどのモバイル機器で投資できることを重視したサービスを一般投資家に提供しています。現在は3万人以上の顧客がおり、約6億ドルを運用しています。また、7月に同社は、暗号投資で知られるベンチャーキャピタルのAndreessen Horowitz(a16z)が主導するシリーズB資金調達ラウンドで5800万ドルを調達しました。オデル・ベッカムJr.、ウィル・スミスなど、プロスポーツ選手や著名人が参加したようで、これまでに合計で7,500万ドルの資金を調達しています。

 

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米Circle、国法銀行への計画を発表

ステーブルコインUSD Coin(USDC)を運営する米Circleは、米国でデジタル通貨に対応した国法銀行になることを目指していると明らかにしました。

Circleは先月、ニューヨーク証券取引所NYSE)に株式を上場することを発表しました。国法銀行を目指す計画があることは、6日に米証券取引委員会(SEC)に提出した上場に関する書類「Form S-4」で言及しています。この申請が承認されると、米連邦準備理事会(FRB)、米国財務省、通貨監督庁(OCC)、連邦預金保険公社FDIC)などの監督下で運営され、預金者の資金全額を現金などで保管するフルリザーブバンキングとなります。

Circleの共同創業者でCEOのJeremy Allaire氏は、「デジタル通貨技術を基盤としたフルリザーブバンキングは、より効率的なだけでなく、より安全でより弾力性のある金融システムにつながると信じている。」と述べました。また、銀行の枠組みを利用することで、第三者の決済システムへの依存度など、同社の事業を取り巻くリスクを低減できるようです。

現在、USDCの流通額は約275億ドルを超えています。同社は、今後数年間でUSDCが数千億ドルの流通規模に成長し、摩擦が少なく信頼性の高い数兆ドル規模の経済活動を支え続け、金融サービスやインターネット商取引のアプリケーションで広く使用されるようになると予想しているようです。

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NVTから見た足元のビットコイン妥当価格は29,985ドル

暗号資産(仮想通貨)の価値を探る方法として注目されるもののひとつに、「NVT」という指標があります。暗号資産の市場分析で有名なウィリー・ウー氏が考案した指標で、同氏のホームページではリアルタイムの数値を公表しています。NVT(Network Value to Transaction)はネットワークの価値(暗号資産の場合には流通するコインの市場価値)を日毎の取引量で割った比率で、この値が高ければ取引量に比べてネットワークの価値が高いことを、この値が低ければ取引量に比べてネットワークの価値が低いことを表しています。NVTが中期的に一定の値に収斂することを前提とすれば、NVT比率の高低によって、ビットコイン価格が割高か割安かを評価することができます。

ビットコイン(BTC)のNVT比率(=時価総額/日毎の取引量の90日移動平均)を算出すると(時価総額はCoin Market Cap、日毎の取引量はblockchain.infoより)、8月4日時点のNVTの値は172と、過去の平均値よりも高いです。4日時点の取引量は4,094,514,095ドルですが、過去90日間の平均取引高4,349,405,604ドルにNVTの過去平均値131を当てはめると、ビットコインの妥当価格は29,985ドルと算出されます。この観点では、足元の市場価格39,419ドルは割高と評価されます。

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