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最大手暗号資産取引所バイナンス、日本に参入

最大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは30日、日本に参入すると発表しました。

バイナンスは、金融庁登録の交換業者サクラエクスチェンジビットコイン(SEBC)の発行済み株式を100%取得して同社を買収。買収を通じて、バイナンスは金融庁の規制対象企業として、日本市場に参入します。取引条件は開示されていませんが、数十億円程度とみられています。

バイナンスは、フランス、イタリア、スペイン、バーレーンアブダビ、ドバイ、ニュージーランドカザフスタンポーランドリトアニアキプロスなど11カ国で規制当局の承認または認可を確保しています。SEBCの取得は、バイナンスにとって東アジアで初めてのライセンス取得となり、バイナンスが当局の承認または認可を得て事業をするのは12カ国目となりました。

これに伴い、日本居住の新規ユーザーはグローバル版バイナンスの新規口座開設ができなくなります。現時点では、既存ユーザーはバイナンスのサービスをそのまま利用可能となっているようですが、詳細は不明です。FTXの日本法人設立時のように利用者の完全移行が必要となる可能性がありますが、詳細は追って報告されるようです。 新経営体制の代表取締役となった千野 剛司氏は、「日本市場は今後の暗号資産の普及に重要な役割を果たすでしょう。規制当局と積極的に協力し、ユーザーのためにコンプライアンスを遵守した形で取引所を発展させていきたいと考えています」と述べました。今回の株主の変更後も、同社の分別管理方法に変更はないとしています。

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