Astar Network、AWSとの連携を発表
⽇本発のパブリックブロックチェーンAstar Networkは7日、Amazon Web Services(AWS)と連携して、Builders ProgramとIncubation Programをサポートすると発表しました。
この連携により、Astar Builders ProgramやAstar Incubation Programに参加するすべてのスタートアップは、AWS Activate Programを享受できます。AWS Activate Program では、AWSのサービス利用料として最大10万ドルのクレジットを獲得でき、AWSのエンジニアや業界のエキスパートによる技術指導を受けることができるとのことです。また、AWSは、Astarの2つのプログラムに参加したスタートアップがAWS上でビジネスを成長させるために、プログラム期間中およびプログラム終了後も長期に渡ってサポートするといいます。
Astar Networkの創業者兼CEO渡辺壮太氏は、「AWS Activateを利用することで、開発者はより簡単に、安心してアプリケーションを構築できるようになります。このパートナーシップによって実現されるイノベーションを見るのが楽しみです」と述べました。
Astar Builders Programは、Astarエコシステムを構築するチームを支援することで、エコシステムの開発、成長、採用を促進するために作成されました。これにより、技術、資金調達、マーケティングなどのサポートを受けることができます。開発者はコミュニティのニーズを満たすアプリケーションやインフラを構築し、Web 3.0空間をさらに押し上げることができるアプリを開発・作成できます。
Astar Incuvation Programは、ArthswapやAstrid DAOなどの既存のプロジェクトをサポートするために2022年2月に設立されました。このプログラムではBuilders Programのサービスに加えて資金調達の機会も与えられています。
Astar Network は、2021年の12月にポルカドットのパラチェーンとなりました。Astar Networkは、Polychainのほか、Crypto.com Capital、Alameda Research、などの大手暗号資産ファンド、Ethereum及びPolkadotを創業したGavin Wood氏、プロサッカー選手の本田圭佑氏などから資金を調達しています。ガバナンストークン「ASTR」は、大手暗号資産交換所のBinance、Huobi GlobalやGate.io、OKExなどに上場しています。