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Fair.xyz、OpenSea などの支援により450万ドル調達

NFTミンティングプラットフォーム(ローンチされたデジタルアイテムを最初にNFT化して所有すること) サービスを手掛けるFair.xyzが OpenSea などの支援によりシードラウンドで450万ドル調達したことが明らかになりました。

今回、ベンチャーキャピタルのEden Blockが同ラウンドをリードし、OpenSea、NFX、First Minute Capitalなども参加。また、エンジェル投資家には、Youtubeやメタ、TikTokも含まれており、ラウンド終了後の評価価値は3300万ドルになったということです。

Fair.xyzは、Meta、InstagramGoldman Sachs出身のエンジニアによって設立された会社です。同社はクリエイターが独自のNFTをコレクターに向けて発行し販売するプラットフォームサービスを提供します。同プラットフォームはまだ正式にはローンチしていませんが、15,000人以上が早期アクセスにサインアップしたとツイート。また、同社はウクライナ政府と提携し、資金調達のためにNFTを立ち上げたこともあります。

設立者の一人であるBentata Chocron氏は暗号資産メディアThe Blockのインタビューで、「コーディングが不要のソリューションはたくさんありますが、1つまたは2つのコレクションを作成するのに役立つだけです。例えば10,000個といったNFTを作成する規模になると、独自のスマートコントラクトを導入し、ウェブサイトを構築するなど非常に手の込んだプロセスが必要で、経験豊富なチームでも数週間かかることがあります」と述べています。

このような現状を受け、手数料の低く利用しやすいプラットフォームを提供、作成されたNFTの一次販売から6%の手数料を取ることで収益化する計画だといいます。FairでNFTを作成したい人は、アートと暗号資産ウォレットを用意するだけで、プラットフォームが必要なインフラを提供してくれます。

最近のNFT市場は取引量が一時期より大きく低迷していますが、同分野への新しいプラットフォームが今も開発されています。5月には、NiftablesがオールインワンのNFTプラットフォームを発表し、ブランドやクリエイターがコーディングの専門知識に関係なくNFTプロジェクトを立ち上げることができるようになりました。6月には、MoonPayがクリエイターが一度に最大1億NFTを鋳造できるツール「Hypermint」を発表、直近ではTiffanyが250個のNFTコレクションを20分で売り切りました。今後もNFTを巡る動向には注視しておきたいところです。

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