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DeFiプラットフォームExponential、シードラウンドで1,400万ドル調達

DeFi(分散型金融)プラットフォームExponentialは3日、シードラウンドで1,400万ドルを調達したことを発表しました。

今回の資金調達ラウンドは、暗号資産に特化した投資会社Paradigmが主導し、FTX Ventures、Haun Ventures、Circle Ventures、Solana VenturesやPolygonなどのほか、コインベースの元CEO Balaji Srinivasan氏を含む80名以上のエンジェル投資家も参加したといいます。

Exponentialプラットフォームは、DeFiのリスク評価や投資先の比較などを支援するツールとなっています。基礎となるプロトコル、資産、ブロックチェーンにおける潜在的なリスクを評価してユーザーが最善の行動を取れるように、同プラットフォームはDeFiのために機関投資家レベルのリスク評価システム「rate my wallet」を構築。ユーザーは主要なチェーンやプロトコルにまたがる利回り機会を見つけ、比較することができます。今後は、ユーザーが同プラットフォームを通じてDeFiプロジェクトに直接投資できる機能を開始する予定とのことです。

Exponentialは、消費者向け製品など多様な専門知識を持つアマゾンとウーバーの元ベテラン社員が設立しました。ベータ版アプリは、100以上のプロトコルやアセット、20種類のブロックチェーンに対応することを検討しています。

Exponentialの共同設立者Driss Benamour氏などは「DeFiは、誰もが貸し手やマーケットメーカーになって高利回りの機会にアクセスできるようなった。ただ、DeFiでの投資において安全なプロジェクトを見つけ、取引を行い、資金をブロックチェーン間で移動させ、パフォーマンスを追跡することは難易度が高い」と述べています。リスクが評価される前にプロジェクトが人気になるケースもあるため、DeFi投資におけるリスク評価は極めて重要で、過去4年間で投資家はプロジェクトの脆弱性のために600億ドル以上の資金を失い、現在も30億ドル以上の資金がリスクの高いプロジェクトに投資されていることが確認されているということです。

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